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ニスモフェスティバル 2024レポート4

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ニスモフェスティバル 2024が今年も開催された。

今年はニスモ40周年という記念すべき年。
SUPER GT 第5戦延期の影響でレース車両が競い合う「NISMO GP」は中止となったものの、往年のニスモレーシングカーや歴代カスタムカー、日産ワークスドライバー達が集うという、例年通り豪華なラインナップでファンを迎えてくれた。
今回は前回に引き続き、その模様をお伝えしていく(本レポートは今回で最後)

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こちらは今回初めて行われたピットウォークの待機列。
全日本レースではお馴染みの光景だが、お祭りイベントでもこれだけの列が出来上がる。
あらためて人気の高さが窺えた。

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好きなレーシングカーや推しのレーシングドライバーに会えるとあってか大混雑のピットウォーク。
特にサイン会待機列では、ニスモチームが開始早々に締め切られる盛況ぶり。
公式戦でない事もあり、どこもリラックスした雰囲気でファンとの交流を楽しんでいた。

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こちらはピットウォーク後に始まったヘリテージラン。
過去40年の間にニスモが手掛けたレーシングカー、ロードカーがサーキットコースでその雄姿を披露した。
日産のEV戦略に伴い NISMO ロードカー開発も新たな局面に来ているが、今後どのようなアプローチで NISMO らしさを出してくるだろう?

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イベントのフィナーレに向けて待機する日産レーシングカー。
実はこの時、数日後にSUPER GT 最終戦を控える Nissan Z NISMO GT500 も走行した。
SUPER GT ではシーズン中のテスト走行が制限されているため、この走行はグレーのように感じられたが、恐らくテストと見なされない何らかの制限を掛けていたものと思われる。
そうでなければ今頃、他チームからのクレームで話題になっているだろう。

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イベントもフィナーレへ。
長年 日産/ニスモの SUPER GT で活躍、これまで4度のタイトルを獲得した ロニー・クインタレッリ選手が GT からの引退を発表した事で、今年のフィナーレはロニー選手へ感謝を伝えるセッションとなった。

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2011年と2012年のSUPER GTで共にチャンピオンを取った柳田真孝 選手と。
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2014年と2015年のSUPER GTで共にチャンピオンを取り、昨年までチームメイトだった松田次生 選手と。
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2024年のSUPER GTでチームメイトの千代勝正 選手と。
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ファンに向けて「幸せな17年間でした。本当にありがとうございました」とロニー・クインタレッリ選手。
チームメイト達からは感謝の言葉や花が送られ、さらにサプライズゲストとしてロニー選手のご家族も花束を持って労いに駆け付けた。

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ニスモフェスティバルへ来場された方への感謝、ロニー選手への感謝、スポンサーやサプライヤー企業への感謝、全スタッフへの感謝、そしてこれまでの NISMO 40年を支えてくれたファンへ感謝を伝える 日産モータースポーツ&カスタマイズ(株)代表取締役 社長の 片桐隆夫 氏。
これからもワクワクさせるような活動と商品作りを行い、NISMO ブランドをもっと進化させると語ってくれた。

そしてチャンピオンの可能性が潰えたSUPER GT では、最後の意地を見せるべく最終戦を全力で戦う事、もうすぐ開幕のフォーミュラEでも全力で戦う事をファンの前で誓ってくれた。

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イベント終了後も鳴りやまないロニー選手への熱い声援。
そんなファンの声に応えつつ、スタンド前では様々な記念撮影と抱擁が交わされていた。

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ロニー選手の初タイトル獲得時代から今日まで苦楽を共にしてきた 中島 健 監督と
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SUPER GT 最終戦はチームの皆と力を合わせ、全身全霊で走ります!と力強く語ってくれたロニー選手。
その舞台は冬の鈴鹿サーキット。
きっと千代選手と熱い走りを見せてくれる事だろう。
チャンピオン争いだけでなく、23号車の戦いにも注目しよう。

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【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
NISMO
日産モータースポーツ&カスタマイズ(株)