静かに行われていたホンダの純正部品再販
トヨタや日産、マツダで旧車レストアや純正部品の復刻機運が盛り上がる中、他メーカーの動向も気になるところ。
だがPRをしないだけで、かなり前から旧車部品の復刻を行っていたメーカーもある。
レッドブル・レーシングF1の快進撃を支えるホンダ(本田技研工業株式会社)もその一つ。
ミッドシップ・オープンカーの名車ビートと、長年仕事の足として親しまれたアクティ・トラックの純正部品を再販している。
開始したのは2017年頃。
どちらも残存台数が多く、ビートは、毎年開催されているミート・ザ・ビートへ参加した多くのオーナーさんの要望から。
アクティ・トラックは、仕事で使っている方が多い事から支援、サポートを続ける必要があると部品復刻を決断したという。
現在までに復刻した部品数は以下の通り。
ビート:76点(2022年3月時点)ビート復刻部品リスト
アクティトラック:58点(2022年3月時点)※ショップやディーラーを通しての問い合わせが必要。
当面は車種を絞り、取扱い部品を少しずつ増やしていきたいとの事。
そのためにも、協力してくれる部品製造業者、パーツサプライヤーを増やしていきたいと語ってくれた。