ハイブリッドカー 用リビルトバッテリーをラインナップ【国際オートアフターマーケットEXPO2024】

ハイブリッドカー の駆動用バッテリーが劣化したら交換が必要となるが、近年は新品だけでなくリビルト品の選択肢もある。

エンパイア自動車（株）でも、リビルトとした駆動用バッテリー”リビルトハイブリッドバッテリー”をラインナップしているが、新品と同等に使えるようリビルトされており、メーカー、車種に合わせた製品構成で多くのユーザーに応えようとしている。

そのリビルト内容だが、劣化したセルブロックの入れ替えだけでなく、全セルブロックの性能、主に電圧のバランスや電池容量が均一になるよう調整される。

これだけでなく、エンパイア自動車では周辺付属部品一体モデルを推奨しており、車種別に付属するボルテージセンサーやブロワファン、コントロールユニット、ジャンクションボード、EVインバーター、EVコンバーターといった周辺機器も、細かく修理して送り出される。

これは、バッテリー外でのトラブルが多い事への対策で、トラブル回避と交換時間の短縮が期待できる。
もちろん、修理後の検査に合格しないと組み上げに使われないため、信頼性はかなり高い。
製品によって6ケ月や１年の製品保証もついてくるので、安心して利用できるだろう。

現在までの主要な車種別ラインナップは以下の通り。
※2024年3月5日時点の情報

【トヨタ ハイブリッド車】ニッケル水素バッテリー
プリウス（NHW20、ZVW30、ZVW41、ZVW50、ZVW55）、アクア / カローラ（NHP10、NKE165）、ヴィッツ（NHP130）、シエンタ（MHP170V）、C-HR（NGX10、ZYX10）、ノア / ヴォクシー / エスクァイア（ZWR80G、ZWR80W）、プロボックス（NHP160G）、レクサス CT200（ZWA11）

【ホンダ IMA システムハイブリッド車】ニッケル水素バッテリー
インサイト（ZE2、ZE3）、フィットハイブリッド（GP1）、フィットシャトルハイブリッド（GP2）、フリード（GP3）

【スズキ S – エネチャージ車】リチウムイオンバッテリー
※一部車種は現車確認が必要
ワゴンR（MH34S、MH44S）、フレアワゴン / クロスオーバー（MJ34S、MM32S、MS31S、MJ44S、MM42S）、スペーシア（MK32S、MK42S）、ハスラー（MR31S、MR41S）、MRワゴン（MF33S）、モコ（MG33S）、アルト（HA35S、HA36S、HA37S）、スイフト（ZC72S、ZD72S）、ソリオ / バンディッド（MA15S）、デリカ – D2（MB15S）、ラパン（HE33S）

もちろんリビルト品なので、コア返却は必須となる。

【取材・文】
編者（REVOLT-IS）
【取材協力】
エンパイア自動車（株）
国際オートアフターマーケットEXPO