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EV の0円充電器サービスを手掛けるDMM【スマートエネルギーWEEK【春】2024】

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EV の普及と共に、充電器ビジネスも広がりを見せつつある昨今。
今や機器自体だけでなく、費用や付属サービスも様々な選択肢が登場している。
デジタルからリアルなサービスまで、数多くのビジネスを仕掛ける合同会社DMM.comもそんな状況に着目。
このたび、専門のEV事業部を立ち上げて参入を開始した。

それが会場で紹介されていたDMM EV CHARGEサービスで、今現在、開始6か月で5,000基の受注があるとの事。
各地の企業や観光・商業施設、道の駅などへの普及が、急速に進んでいる。

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オフィス事務所・工場の従業員向けプラン、売電シェアプランなどあるが、注目はやはり0円プランだろう。
公共施設や集合住宅・共用部、商業施設、宿泊施設向けで設定されているが、機器や設置工事まで含めた初期費用、月のサービス利用料、機器メンテナンス費が無料となっている。

契約期間は8年。
契約企業が電気料金を負担する。
公共施設や集合住宅・共用部向けも同じく充電器使用料がかかるが、電気料金の負担は0円(※)となっている。
※従量電気代相当が還元される。

機器メンテナンスはDMM.comのパートナー企業(※)が対応。
※機器の所有者と補助金申請者もその企業となる。
充電器自体も通常タイプ、ハーフタイプ、急速タイプの3つが用意されており、設置場所に応じて選択する。

設置にかかる手続き、現地調査、工事も全て代行してくれるため、契約さえすれば、後はお任せで充電器サービスを開始できるようになる。

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DMM.com独自のサービスを見てみよう。

もし、DMM会員がここの充電器を利用した際は、普段利用している決済サービスでも支払いが出来るという。
ご存じの方が多いと思うが、DMM.comは各種媒体の販売やレンタル、映像配信などのWEBサービスで人気の老舗企業であり、現在までに約4,000万人の会員を抱えている。
つまりこちらを導入すれば、スタート時から、そうした会員の利用も見込める事になる。

とはいえ、その存在を知らせないと意味はないが、そこは長年WEBサービスを展開してきた老舗企業。
自社保有のビッグデータを活用する事で、例えば利用者に合わせた設置場所の案内を出したり、会員限定のキャンペーンや他のサービス、企業と連携した独自プロモーションを打つ事も出来るようだ。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
DMM EV CHARGE
(同)DMM.com
第21回 SMART ENERGY WEEK【春】
会期:2024年2月28日(水)~3月1日(金)
会場:東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社