振動がドライバーを救う?浜名湖電装のソレノイド技術 - 人とくるまのテクノロジー展2022
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DENSOグループの一つ、静岡に拠点を置く浜名湖電装株式会社では、自社製品のソレノイド技術を活用した提案も行っている。
その一つが写真の自動車用シート。
内部にソレノイド式振動デバイスが埋め込まれており、そこから運転中の様々な局面でドライバーに振動を与え、気付きを与える工夫が施されている。
浜名湖電装は1950年創業の老舗で、自動車向けなどへ高品質高精度なソレノイドや各種センサ、コントルールバルブなどを開発、製造してきた実績を持つ。
今回、自社技術の新たな提案の一つとして、写真のシートがデモ機として用意された。
このシート、一定の信号がソレノイド式振動デバイスに送り込まれると、予め決められた周期と力による振動をシートを通してドライバーに与えるようになっている。
ここまでだとなんのこっちゃと思われるかもしれないが、社会問題となっている「ながらスマホ」や「居眠り運転」を思い出してほしい。
視線を外したまま運転意識が無くなりかけてる状態から、ちょっとした振動でハッと我に返った経験をした事はないだろうか?
その振動がなかったらどうなっていたかを想像すると、身震いする方もいるのではないか?
このソレノイド式振動デバイスは、そうした局面で有効に働く機構になりえるだろう。
例えば数秒間視線を外した状態をセンサーが検知。
そしてデバイスへ振動を促す信号を送り込めば、ドライバーを容易に我に返らせる事が出来るはず。
特に複雑な電子デバイスなど搭載せずとも、これだけで安全性が高められる。

浜名湖電装が得意とするソレノイドの可能性が感じられるパネル一覧
ソレノイド式振動デバイスの応用はこれだけではない。
ナビと連動出来れば目的地や曲がり角が迫った際に振動でドライバーに知らせたり、VICSと連動出来れば振動でこの先の渋滞や事故が起こった事も知らせられる。
OBD2やタイヤの空気圧センサー等と連動出来れば、車に異常が起こった事を振動で知らせるシステムも作れるはず。
要はアイディアとインタフェース次第。
振動、周期も入力信号によりパターンが変えられるため、車だけでなく幅広い分野での活用も十分期待できる。
REVOLT-IS
その一つが写真の自動車用シート。
内部にソレノイド式振動デバイスが埋め込まれており、そこから運転中の様々な局面でドライバーに振動を与え、気付きを与える工夫が施されている。
浜名湖電装は1950年創業の老舗で、自動車向けなどへ高品質高精度なソレノイドや各種センサ、コントルールバルブなどを開発、製造してきた実績を持つ。
今回、自社技術の新たな提案の一つとして、写真のシートがデモ機として用意された。
このシート、一定の信号がソレノイド式振動デバイスに送り込まれると、予め決められた周期と力による振動をシートを通してドライバーに与えるようになっている。
ここまでだとなんのこっちゃと思われるかもしれないが、社会問題となっている「ながらスマホ」や「居眠り運転」を思い出してほしい。
視線を外したまま運転意識が無くなりかけてる状態から、ちょっとした振動でハッと我に返った経験をした事はないだろうか?
その振動がなかったらどうなっていたかを想像すると、身震いする方もいるのではないか?
このソレノイド式振動デバイスは、そうした局面で有効に働く機構になりえるだろう。
例えば数秒間視線を外した状態をセンサーが検知。
そしてデバイスへ振動を促す信号を送り込めば、ドライバーを容易に我に返らせる事が出来るはず。
特に複雑な電子デバイスなど搭載せずとも、これだけで安全性が高められる。

ソレノイド式振動デバイスの応用はこれだけではない。
ナビと連動出来れば目的地や曲がり角が迫った際に振動でドライバーに知らせたり、VICSと連動出来れば振動でこの先の渋滞や事故が起こった事も知らせられる。
OBD2やタイヤの空気圧センサー等と連動出来れば、車に異常が起こった事を振動で知らせるシステムも作れるはず。
要はアイディアとインタフェース次第。
振動、周期も入力信号によりパターンが変えられるため、車だけでなく幅広い分野での活用も十分期待できる。
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