NISMOフェスティバル2022レポート4
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更新日

3年ぶりに、あのニスモフェスティバルが富士スピードウェイに帰ってきた。
いよいよ冬本番を迎えそうな寒さを感じる12月だが、会場へは、コロナ過でお預けをくらっていた日産/NISMOファンが大挙して押し寄せた。
その模様を4部構成で振り返っていく。
今回はパート4。

ウェルカムセレモニーが終わり、いよいよメインイベントへ。 
出走前のマシン。奥では日産系レーシングドライバー達が談笑する光景も。 
MOTUL AUTECH Z 
フェアレディ240ZG
当時のレース仕様テストカー 
過去のスーパーGTに参戦したZ33、Z34のフェアレディZレースカーが出走 
Nissan Z GT4コンセプト
まずは”NISMO MOTORSPORTS HERITAGE RUN(~Z is back in the race~)”。
主にSuper GTを戦った歴代フェアレディZと1973年に作られたレース仕様テストカーの240ZG、そしてGT4カテゴリ向けに新型RZ34をベースに開発中のレースカーがパレードラン。。。とは思えない速いペースで周回。
最新の2リッター4気筒シングルターボを始め、3リッターV6ツインターボや4.5リッターV8、3.5リッターV6、そして2.9リッター直6と、世代やカテゴリーを超えたエンジンサウンドの競演となった。
本来なら、この中にアメリカのIMSAと日本のJGTCを戦ったIMSA GTO 300ZXも加わるはずだったが、タイヤが当時のままでまともに走れないと走行はキャンセル。
また240ZGも序盤にオイル漏れが発生したため、早々に走行を終えている。
※IMSA GTO 300ZXは次回に特集予定。

高橋国光さんを偲ぶメモリアルラン。
スカイライン2000GT-RレーシングコンセプトとSTP TAISAN GT-Rが出走。
このセッションには”ドリキン”土屋圭市さんと長谷見昌弘さんが登場した。
高橋国光さんは師匠、親父的存在であり、全日本ツーリングカー選手権(グループA)で組んで以降、多くのレースを一緒に戦ってきた土屋さん。
そして、長谷見さんは日産・追浜ワークス時代の同僚でもあり、以降のレースではライバルとしても競いあった盟友。
この二人が、縁のある「スカイライン2000 GT-R レーシングコンセプト」と「STP TAISAN GT-R」を走らせた。
特に土屋さんは、グループAで「STP TAISAN GT-R」を駆っていたときのレーシングスーツと国光さんのヘルメットを装着。
往年のファンには感極まる周回を重ねていった。

当時の高橋国光さんの相棒であり”愛弟子”の土屋圭市さんが、思い出のSTP TAISAN GT-Rをドライブ。 
ドライブした長谷見昌弘さんと土屋圭市さんが、高橋国光さんへの思いを語る。 
メモリアルラン後
個人的な話になるが、高橋国光さんと土屋圭市さんペアは編者が初めてサインをもらったレーシングドライバーであり、当時のグループAレースを生で初めてレース観戦した思い出がある。
また、ある日エントリーしたサーキット走行会に高橋さんが講師で招かれており、近くにいた事もあってか天気の話やコースコンディションについて雑談をした出来事があり、軽く緊張した事を覚えている。
そうした思い出があり今に至るわけで撮影中、少しウルっとしてしまった。
高橋国光さん、どうか安らかにお眠り下さい。

NISMO GP 2022での1シーン 
NISMO GP 2022での1シーン 
NISMO GP 2022での1シーン
走行セッションの最後を飾るのは”NISMO GP2022”。
スーパーGTをはじめ、今年の各モータースポーツカテゴリーを戦いぬいたフェアレディZやGT-Rが集結。
そこへ前述のGT4フェアレディZが再び加わり、カテゴリーを超えてのレースが開始された。
エキシビジョンとはいえ、そこは負けず嫌いのレーシングドライバー。
少しでも前に出るべく本番さながらの走りと技を披露し、ファンを沸かせてくれた。

3年ぶり開催のニスモフェスティバルもいよいよフィナーレへ。 
各カテゴリーでチャンピオンを取った日産系チーム 
ファンへの感謝と来季への意気込みを語るNISMOの片桐 隆夫氏 
日産/NISMOの大応援団が声援を送る。
最後の挨拶に立った(株)NISIMO代表取締役社長/最高経営責任者(CEO)の片桐 隆夫氏からは、会場に詰め掛けたファンに向けてSUPER GTでの日産チームによるダブルタイトルとスーパー耐久でのチャンピオン獲得の報告、応援に対する感謝のメッセージ、そして来季に向けての意気込みまで力強く語ってくれた。
SUPER GTでのチャンピオン防衛はもちろん、スーパー耐久をはじめとする各カテゴリーのサポート、東京都での開催やニューマシンの導入と関心が高まってきているフォーミュラE、GT4カテゴリーへの参入と、来季に向けた多くのトピックを提供してくれた日産/NISMO。
来季も多くの場所で、その活躍が見られそうだ。
パート3はこちら
REVOLT-IS
いよいよ冬本番を迎えそうな寒さを感じる12月だが、会場へは、コロナ過でお預けをくらっていた日産/NISMOファンが大挙して押し寄せた。
その模様を4部構成で振り返っていく。
今回はパート4。




当時のレース仕様テストカー


まずは”NISMO MOTORSPORTS HERITAGE RUN(~Z is back in the race~)”。
主にSuper GTを戦った歴代フェアレディZと1973年に作られたレース仕様テストカーの240ZG、そしてGT4カテゴリ向けに新型RZ34をベースに開発中のレースカーがパレードラン。。。とは思えない速いペースで周回。
最新の2リッター4気筒シングルターボを始め、3リッターV6ツインターボや4.5リッターV8、3.5リッターV6、そして2.9リッター直6と、世代やカテゴリーを超えたエンジンサウンドの競演となった。
本来なら、この中にアメリカのIMSAと日本のJGTCを戦ったIMSA GTO 300ZXも加わるはずだったが、タイヤが当時のままでまともに走れないと走行はキャンセル。
また240ZGも序盤にオイル漏れが発生したため、早々に走行を終えている。
※IMSA GTO 300ZXは次回に特集予定。

スカイライン2000GT-RレーシングコンセプトとSTP TAISAN GT-Rが出走。
このセッションには”ドリキン”土屋圭市さんと長谷見昌弘さんが登場した。
高橋国光さんは師匠、親父的存在であり、全日本ツーリングカー選手権(グループA)で組んで以降、多くのレースを一緒に戦ってきた土屋さん。
そして、長谷見さんは日産・追浜ワークス時代の同僚でもあり、以降のレースではライバルとしても競いあった盟友。
この二人が、縁のある「スカイライン2000 GT-R レーシングコンセプト」と「STP TAISAN GT-R」を走らせた。
特に土屋さんは、グループAで「STP TAISAN GT-R」を駆っていたときのレーシングスーツと国光さんのヘルメットを装着。
往年のファンには感極まる周回を重ねていった。



個人的な話になるが、高橋国光さんと土屋圭市さんペアは編者が初めてサインをもらったレーシングドライバーであり、当時のグループAレースを生で初めてレース観戦した思い出がある。
また、ある日エントリーしたサーキット走行会に高橋さんが講師で招かれており、近くにいた事もあってか天気の話やコースコンディションについて雑談をした出来事があり、軽く緊張した事を覚えている。
そうした思い出があり今に至るわけで撮影中、少しウルっとしてしまった。
高橋国光さん、どうか安らかにお眠り下さい。



走行セッションの最後を飾るのは”NISMO GP2022”。
スーパーGTをはじめ、今年の各モータースポーツカテゴリーを戦いぬいたフェアレディZやGT-Rが集結。
そこへ前述のGT4フェアレディZが再び加わり、カテゴリーを超えてのレースが開始された。
エキシビジョンとはいえ、そこは負けず嫌いのレーシングドライバー。
少しでも前に出るべく本番さながらの走りと技を披露し、ファンを沸かせてくれた。




最後の挨拶に立った(株)NISIMO代表取締役社長/最高経営責任者(CEO)の片桐 隆夫氏からは、会場に詰め掛けたファンに向けてSUPER GTでの日産チームによるダブルタイトルとスーパー耐久でのチャンピオン獲得の報告、応援に対する感謝のメッセージ、そして来季に向けての意気込みまで力強く語ってくれた。
SUPER GTでのチャンピオン防衛はもちろん、スーパー耐久をはじめとする各カテゴリーのサポート、東京都での開催やニューマシンの導入と関心が高まってきているフォーミュラE、GT4カテゴリーへの参入と、来季に向けた多くのトピックを提供してくれた日産/NISMO。
来季も多くの場所で、その活躍が見られそうだ。
パート3はこちら
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