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【国際オートアフターマーケット2017】- バッテリーの幅広い多様性(SPK)

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近年、バッテリーオルタネーター(発電機)への要求は大きくなっている。
ガソリン車に続々と導入される自動化制御、ハイブリッドカーEVの普及により、従来のものでは余裕がありすぎたり、反対に対応しきれなくなってきているのが現状だ。

バッテリーは車の性能を決める重要なパーツの一つ。充電容量が多く、強く安定した電力を供給でき、それでいて小型軽量で寿命が長く、耐久性の強さも求められる。
一般的な自動車バッテリー(鉛蓄電池)だと、なるべく大きな充電容量や安定した電力を求めるためには、バッテリーの大型化は欠かせない。しかし、それでは車が重くなる一方で、性能や燃費に悪影響を及ぼす。

そこで、それら相反する要求を高い次元で達成させるため、車や用途に合わせて最適化したバッテリーが必要となってくる。

今回、”国際オートアフターマーケット2017″のSPKブース内、自動車バッテリーコーナーにて、担当者にお話しを伺ってきた。

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ずらりと並んだバッテリー群。標準車用アイドリングストップ車用ハイブリッド車用EV用軽量仕様など、用途だけでも色々な種類がある。

注目したのがアイドリングストップ車用。こういった車は、常に安定した強い電力を供給できるようにするため、充電速度を普通の車より早くしたり充電受入性を高くするなどした高速充電性に主眼を置かれて開発しているようだ。

アイドリングストップ車は信号待ちの度にエンジンスタートさせるケースがありえる。その都度バッテリーからの電力に頼らざるえないわけだが、標準車用のバッテリーや充電システムでは充電が追いつかないのだろう。

充電容量は標準車用より若干劣っているようだが、最適化された電装系と安定した充放電のおかげで日常の使い勝手は遜色なく、標準車より長い寿命を達成できていると聞く。

ちなみに、アイドリングストップ車用バッテリーは標準車でも使う事ができるが、充電システム上過充電状態になりやすく、標準車用バッテリーを使っている時と比べ寿命が縮まる可能性があるので注意されたい。

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ハイブリッドカー用EV車用も興味深いところである。

ガソリンエンジンと違い、電気がないと主機関であるモーターやハイブリッドシステムが起動できないため全く車が動かない。充電切れは致命的だ。
バッテリーの設置場所も問題はある。車のパッケージ上、トランクや室内に置かれる事が多いため、チェックし難く整備性も悪い。メンテナンスフリーと大容量化はもちろんの事、万が一過充電した場合に発生する有毒ガスの浄化対策も強く求められる。

先ほどのアイドリングストップ車以上に多くの要求がある事がおわかり頂けるだろう。

他にも充電容量を犠牲にした軽量仕様などあり、昔に比べ、今はバッテリーだけでも種類は豊富にある。自分の愛車、自分の用途、走らせ方にはどんなバッテリーが合うのか、今一度考えてみるのも良いと思う。もっと軽量にできたり、より長寿命のバッテリー選択だってできるかもしれない。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – お問い合わせ】
SPK株式会社
パナソニック

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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