以前から交流のあったオーナーさんの三菱ランサーエボリューション9。去年から大幅なカスタマイズが施されてきており、俄然注目が集まってきている。その細部をチェックしてみる。
以前はブラックボディだったのが、青系カラーでオールペンされた事でかなりイメージが変わった感がある。深リムホイールとキャリパーカラーとのバランスも良く、ランエボのシルエットをさらに引き立てている。
車高も走りに影響が出ず、それでいてカッコ良くなるよう調整してあるあたり、オーナーの拘り具合が感じられる。
独特の力強さを感じられるフロント周り。ラリーで走っている競技車両や、サーキット仕様の車とは違った雰囲気を感じられる。ワイドトレッドと程よく付けられたネガティブキャンバーも、極端なセットにはせず、全体のバランスを見て細かく調整してきた事が伺える。
リア周り。どれだけのワイド量になったかがよくわかるショットだ。ここからも、走りも考えたちょうどいいバランスで車高セッティングがなされている事がわかる。現在、リア周りもさらなるカスタマイズを進めているそうで、今度会ったときには、さらに印象が変わっているかもしれない。とても楽しみだ。
フェンダー細部のアップ。驚くことに、カスタマイズの大部分はオーナー自身の手で仕上げられている。仕事が終わってからや休日などを利用してコツコツ仕上げたのだとか。素人臭さを感じさせないクオリティの数々で、何度も驚嘆した事を覚えている。
まだまだ進化の過程で、今後ももっとよくしていきたいと話すこのランサーエボリューションのオーナー。この時点でも相当の苦労があったはずだが、それも車の楽しみだと言わんばかりに、オーナーは楽しそうに制作の様子を語ってくれた。
いずれ、どこかのカスタムカーイベントへエントリーしていきたいそうだ。もし見かける機会があればぜひチェックしてもらいたい。
【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)
【オーナー – 取材協力】
Takayuki