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セリカに一目惚れ

スポーツカーを購入する若者、特に女性が増えているような昨今。
その中には限定解除してまで購入しようとする方もいれば、免許取得前に購入してしまう方までいるほどで、その勢いと行動力は男性顔負けな感じで驚かされる。
このセリカGT-FOURのオーナー、Twitterネームみーやさんも、そんな女性の一人だ。

愛車はST205と呼ばれるモデルで、往年のWRCファンにはグループAのホモロゲーションモデルとして今でも根強い人気がある。
が、みーやさんの場合、WRCファンだからセリカを選んだ…というわけではない。
その出会いは単純に一目ぼれ。
きっかけは、知り合いに埼玉の車屋で販売されていたセリカを勧められたから。
それまでラリーもWRCも全く知らなかったみーやさん。
当時はシトロエンC3を愛車に車を楽しんでいたが、セリカがどんな車かと写真を見たところ思わず可愛い!!欲しい!!と感じ、その勢いのまま購入を決意したという。

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光加減では深みのある赤色を見せてくれるこのセリカ。
大人な女性にも似合いそうな雰囲気を醸し出してくれるが、各部を細かくチェックしてみると、WRCベース車両では定番のOZレーシングホイールVARISのエアロバンパー、リアにはGTウイングが装着されている。
さらに室内にはロールバーやグッドガンのバケットシートまで備わる凝りよう。
結構スパルタンな仕様と言えなくもないこのセリカだが、その多くのパーツはセリカ購入時から付いていた物。
みーやさん自身サーキットや峠を攻めたいわけではなく、純粋に好きな車との気ままな街乗りドライブを楽しみたいだけなんだとか。

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そんなみーやさんなだけに、購入後も自分色に染めるべく少しずつカスタマイズを行っている。
エンジンは吸排気中心のライトチューニングだが、足回りには車高ダウンを目的にD2 Japanのストリート向け車高調を導入。
その車高調、実はST205専用品ではない。
ST205セリカのサスペンションは独特のスーパーストラット構造のため市販品が制作しづらく、どこのメーカーも、過去に販売された車高調はほぼ廃版な状況。
そのため車高調を装着したい方は、中古の対応品を探し出してオーバーホールしながら使い続けるか(オーバーホール自体はたいていのメーカーなら今でも受け付けてくれる)、アームへのマウント部分を溶接加工して取り付けるしかない。
そしてみーやさんは後者の方法を選択した。
これで車高も自由に下げられ、満足しているそうだ。

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マフラー部分を見ると出口部分がなんとハート型に。
なんとも女性オーナーらしいカスタマイズだが、これは栃木のショップCLRで加工された一品。
ハート型に加工したマフラーカッターを溶接で接続させている。
ここはみーやさんもかなり拘ったそうで、一番のお気に入りポイントとして推してくれた。

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このセリカ、購入してから2年ほど経ったが全く飽きる気配もなく、今でも愛車を眺めたり一緒にドライブするのが楽しくて仕方ないという。
以前、ECUの基盤が剥離するというトラブルに見舞われたが、それも知り合いの協力で代替品を確保する事で無事解決。
それ以降は大きなトラブルに見舞われておらず、愛車とのカーライフは快調そのものなんだとか。

今後はもっと自分好みにすべく、ST205セリカ純正の所謂ゲタ付きリアスポイラーやマッドフラップも装着してみたいそうで、以前写真で見たラリーを戦っているST205セリカっぽくしていきたいそうだ。
その際、可能ならオールペンもしたいと熱く語ってくれた。

さて、こういった車趣味、嗜好は昭和、平成初期のオジさん目線から見ると男っぽい、女性らしくないと思われがちだが、近年はセリカだけでなくランサーエボリューションやインプレッサ、RX-7やGT-R等といったスポーツカーを華麗に乗りこなしている女性が増えている。
その熱は下手な車好き男性もタジタジになりそうな勢いで、そうとは知らず昔の価値観だけで決めつけていると、あらぬところで大火傷を負い兼ねないだろう。
車好きな男性諸君も負けていられない。
性別年齢関係なく、良い意味で刺激し合えば車趣味ももっと盛り上がるのではないか?。。。そんな風に感じた今回の取材だった。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – オーナー】
みーや

【取材協力】
草木ドライブイン

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。