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【デモカープロジェクト】ホイールメーカーによるガリ傷修理


2カ月前、購入したばかりのフロントライン製アルミホイールにガリ傷をつけてしまう事件が起きた。
さすがにかなり凹んだが、そうも言っていられないのでその修理を決意。

4月に無事復活できたのだが、せっかくなのでその時の顛末をまとめてみた。

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あれだけピカピカだったホイールがこんな事に。

事件の顛末だが、熱海方面からの帰り道の夜、広い道路が混んでいたのでナビが指し示す道幅の狭い山道を進んでいたところ、突然中央車線をまたぐほど大きなローダーを引っ張るセダンに遭遇。
確実に当たると思い咄嗟にハンドルを左に切ったところ、”ガリーーーーー…..”と心臓に悪い音が。。。

やってしまったのは左前のホイール。
他はなんともなかったが、脇に寄せて現状を見たときは目まいを感じる程落ち込んでしまった。

それでも、なんとかしなければと修理を検討。
近所のホイール修理ショップなども考慮したが、よくよく考えたらこのホイールのメーカー”フロントライン”の母体は、ホイール修理や塗装を専門とする株式会社E・M・C
それならばと連絡を取って状況を伝えてみたところ、問題なく修理可能との返答が。
さっそくホイールを送る事にした。

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1枚目が新品装着直後。
2枚目が修理完了後。

まるで最初から傷がなかったかのように、綺麗に修復されている事がわかるだろう。

これには裏話があり、今回のキズはリムの部分が接触しただけで本体は問題なし。
そこで”フロントライン”ホイールが3ピース構造な事を利用し、リムの部分だけを新造し、それを付け替えて修理する事になった。

自社製品だからこそ取れた手段。
キズ修復も可能だったが、今回はクオリティ重視をしたく、この方法でお願いした。

クオリティ以外にメリットがもう一つある。
ホイールがわかっていたら送る前に修理パートを作っておけるので、ホイールを送ると同時に修理、交換作業に移れる。
結果、納期の短縮に繋がるので、早くホイールを履く事ができる。
通常は、修理に1カ月ほど必要だが、今回は入念な色合わせも行ったうえで、3週間弱で修理完了となった。
もちろんホイールの種類や修理内容、修理工場の稼働状況によって納期は変化するので、この数字はあくまで目安と思って頂きたい。

ホイール修理を専門とするショップの中には、色合わせしきれないかも、キズを消しきれないかも、と事前に言ってくるところもあるが、自社製品、それも自社工場ならデータも技術もあるだけにそんな心配はいらない。
不本意なガリ傷だったが、今回の一件は、ホイール製造から修理まで自社で行えるメーカーのメリットを強く思い知らされた。

ちなみに、”フロントライン”ホイールにガリ傷を付けたまま走行した際、エア漏れやハンドルが取られるような直進安定性の悪化は一切認められず、傷をつける前と同様の走りだった事も付け加えておく。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【お問合せ】
フロントライン株式会社E・M・C

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。