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街乗りタイヤ選びの現実 – 2019春

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タイヤ選び。
車を持つ方にとって、オイル選びと並び悩ましい選択の一つと言えるだろう。
愛車に合ったタイヤとは果たしてどのようなものだろうか?

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編者は皆さんと同じ一般素人だ。
ただ取材を通し、様々な嗜好の一般オーナー、ショップ、タイヤメーカーからお話を伺っていく事で、今ではタイヤ選びについての指標を持てるようになってきた。
その事を生かしつつ”結局タイヤって何を選んだらいいのか?”を、多くの方が走るステージである”街乗り”に絞り考えていきたいと思う。

尚、チューニングカーやカスタムカー系のタイヤ選択は、今回の記事から除外した。
あくまで一般市販車のみ。
カスタムもインチアップくらいのものをイメージしている事をご承知頂きたい。

それからここで書く事はあくまで一個人の考えであり、ここに書かれる事が全て正解と言い切るつもりはない。
タイヤ選びの一つの参考意見として読み進めて頂けたら幸いだ。

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結論から言えば、車に一番合ったタイヤと言うのは純正採用されたものでまず間違いなさそうだ。
それもそのはずで、車開発に入る段階でどのようなタイヤを履くかが既に決まっている。
その車の魅力、性能を引き出す要素として開発が進められるわけで、装着されるタイヤも当然違う。
どれも同じというわけではないのだ。

とは言え、純正タイヤが履けなくなるケースがある。
まず購入予算や在庫の問題。
購入ルートが無くなったり生産が終了していたり、あとインチアップといったカスタマイズによるタイヤ変更もあるだろう。
そうなってくると、愛車に合った別のタイヤを履かせるしかなくなってくる。

ここからがカー用品店やガソリンスタンドの出番だ。
純正タイヤ以外で愛車に合ったタイヤを求め、色々見ていく事になる。
もちろんネット通販という選択肢もあるが、保存状態が悪く質の落ちたタイヤが当てがわれる事もあるので、安いタイヤとはこういうもの、ネットで買うとはこういう事と割り切れる方でないとあまり勧められない。

タイヤは乗員の安全に関わる大事な要素の一つ。
知識もなく不安な方はぜひ専門店へ出向き、アドバイスを聞きながら購入を検討してもらいたい。

果たしてどんなタイヤを選べばいいか?
もちろん一番安いタイヤを履くのも悪くはない。
肝心なのは選んだタイヤの性能や特性であり、それを理解でき、本当に愛車の性能を引き出せるものを選べているかにかかっている。

例えば、タイヤを変えてからこんな事になった方はいないだろうか?。
・エコカーなのに燃費が悪くなった?
・加速が悪くなった?
・車内がうるさくなった?
・乗り心地が固くなった?
・雨の走行でスリップしやすくなった?
・高速走行でフラフラするようになった?
・純正タイヤは3年以上持ったのに、今度履いたタイヤは1年で溝が無くなってきた?

もちろんタイヤ以外にも様々な要因が考えられるが、車自体のコンディションが変わらない事を前提に全く違う特性のタイヤを履かせると、大きく性能を落とす結果になるらしい。

せっかく静かで乗り心地良く高燃費な車を買っても、タイヤ選び一つでそれらを台無しにしてしまう。
これではもったいない。

まずは愛車の特性、性能を理解し、そのうえで自分達が愛車性能の何を重視したいかの指標を決める。
燃費性能?ウェット性能?タイヤの持ち?どれでもいい。
そうする事で、愛車に合ったタイヤ選びがしやすくなってくるはずだ。

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タイヤ技術や性能は年々進歩している。
先にも書いたが、タイヤはどれでも同じではない。
愛車に合った最適なタイヤを選ぶ事でトラブルを少なくし、安全、快適にドライブを楽しめる。
もしかしたら性能とは真逆のタイヤ、規格の違うタイヤが履かれているかもしれない。
愛車に不満を感じた方は、ぜひ一度タイヤから見直してみるといいだろう。

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さてここからは、巷で人気のタイヤ、注目のタイヤなどを見ていきたい。

REVOLT-ISデモカープロジェクトでもご協力頂いた富山県のオートバックス氷見店にまたまた協力を願い、いくつか情報を寄せてもらったのでここで紹介していく。

まずはブリヂストン REGNO GR-XII
さらなる快適性やロードノイズの減少を目指し、トレッドパターンから先代モデルよりかなり進化させているプレミアモデル。
静粛性や快適性を望まれる方にお勧めしており、指名買いもあるのだとか。
このタイヤを体験すると、コストに見合った性能である事をあらためて実感してしまうという。

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ヨコハマタイヤBluEarth-GT
低燃費タイヤの性能を表す等級でも、このタイヤは低燃費性能でA以上、ウエットグリップでもAと高い性能を発揮する。
それでいて買いやすくサイズラインナップも豊富、コストパフォーマンスも高いという。
このようなタイヤのニーズが高まってきているようで、人気が出そうな気配があるとか。

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こちらでの売れ筋は、ホンダ・N-BOXやダイハツ・タントといった軽自動車メインの純正サイズなんだとか。
これらハイト系ワゴンはタイヤのライフ(持ち)が短い傾向にあるので、こちらのダンロップ エナセーブRV504のように、なるべく耐久性の高いミニバン専用モデルを勧めているという。
同じタイヤでも廉価品を選んでしまうと、タイヤの減りが確実に早まるそうだ。

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世界中でシェアを拡大しつつあるSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビーグル)。
昔で言うクロカン4WD(ハイラックス、ジープ、パジェロ、ランドローバーなど)もこのカテゴリーに入るが、今のSUVは普段乗り向け、シティーユースをターゲットとした車となっている。
主なところでは日産・エクストレイル、ホンダ・ヴェゼル、トヨタ・CH-R、マツダ・CX-5といったところ。
そういった車のオーナーさんは乗り心地を気にされるそうで、タイヤ選びも必然的に乗り心地を重視したものとなるそうだ。

全体的なタイヤ技術の傾向としては、これまで相反していた燃費性能とウェットグリップを両立させたモデルが出てきているという。
ヨコハマタイヤなど一時は低燃費性能に特化していたが、やはり両立させたBluEarth-GTのようなモデルを増やしてきている。
一般のお客様の動向としては、エコ性能の高いタイヤは響き、反応ともに良いそうだ。
興味深い事に、海外から輸入する低価格タイヤも取り扱いしているものの、実際はそこまで売れていないという。
国産メーカーのタイヤを好んで買われている方が多いらしい。

”タイヤはどれでも一緒でしょ?””そんなに差はないでしょ?”という声はまだまだ多く、安く適当なタイヤばかり買われる方ばかりと勘繰っていたのだが、やはり国産のイメージである高い品質や安全性、信頼性を買いたいという事なのだろう。

これからも次世代自動車など、次々と新しい技術を盛り込んだ車が生まれてくるだろうが、車の性能を決める大事な要素の一つとして、タイヤの存在はこれからも変わる事はない。
車と安心して付き合っていくためにも、愛車に合ったタイヤ、自分の用途に合ったタイヤをしっかり選びたいところだ。

さて、今回の特集にもご協力頂いたオートバックス氷見店では、お客様のご要望、カーライフスタイルに合わせ、最適なタイヤを提案するように心がけている。
そのためにも、なるべく多くのサイズのものを対応するようにしているそうだ。
仮に扱いのないサイズ、例えば一部の輸入車やスポーツカー向けの特殊なサイズを要望でも、要望があれば取り寄せてくれるらしい。
今回の記事作成でお話を伺った際も新作タイヤも入荷したとの事で、このタイヤの良さをどんどんPRしていきたいと意欲を語られていた。
お近くの方でタイヤ選択に悩まれている方は、ぜひ一度相談に行ってみるといいだろう。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材、写真協力 – お問合せ】
オートバックス氷見店Twitter, facebook

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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