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大阪環状レーサー風なEPシビック

20190120_ホンダ_シビック_typeR_EP3

FD2以降、国内で販売されるホンダ・シビックは4ドアセダンが中心となり現在に至っている。

だが往年の大阪環状レーサー仕様といった走り屋スタイル、全日本ツーリングカーレース(グループA)を戦っていた車に憧れるファンにとっては、シビックと言えばやはり3ドアハッチバック。
そういった仕様の車に乗ろうとEF型やEG型、EK型を購入してカスタムするオーナーが多いが、今回紹介するボビーさんは、なんとEP型シビックでカスタマイズしてきた。
EP型以降のシビックでよく見かけるのは、近年のカスタムトレンドである低扁平タイヤに大径ホイール、シャコタンに沿ったスタイル。
そんな中で、ボビーさんのEP型シビックは異彩を放っていると言えるだろう。

その全容をチェックしてみた。

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このシビックはEP3型のTypeRモデルで、イギリスで生産されて逆輸入、国内販売されてきた。
この生産、販売手法はFK2型以降も続けられている。

そんな背景を持つEP型シビックを大阪環状レーサー風に。
恐らく前例はない。
だが、EP型本来が持つスタイルも生かしつつ、各部に環状レーサーの要素を上手く取り入れている。
全景で見てもとてもバランス良く感じるし、そのスタイルはなかなか美しい。
中でも、お気に入りのARIOS製バンパーと後期型ヘッドライトの組み合わせが、個性をより強調させている点も見逃せない。
やはりかなり試行錯誤された様子だが、それも車趣味の楽しみとばかりにじっくり取り組んでこられたようだ。

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リアのアングルだけで見るとユーロ系ハッチバックの雰囲気なのだが、傍から見ると直管のようなマフラー、さりげなく装着された牽引フックとぶら下げられたキャラクターグッズが強く自己主張している。
リアバンパーのメッシュも、レーシーさを増すのに強く寄与しており、なかなかカッコいい。

面白いのがリアウイング部分。
リアスポイラーのマウント部をかさ上げする感じで、GTウイングが装着されているのだ。
そのGTウイングもバランスを考えての事だろう、ボディ全体からはみ出さないよう小降りなものが選択されている。
ただ、ここまでバランスよく仕上げていたのに、マウント部分のカラーが青だった事がちょっと残念。
奇抜さが強調され、見方によっては安っぽく感じさせてしまう。
ただオーナーさんもそこは気づいているようで、現在の色は、マウントを譲ってもらったときそのままの状態であり、仮の装着で様子を見ているのだそうだ。
近いうちに色を塗り替えるそうで、そこでより完璧な状態へ持っていくという。

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タイヤのアップ。
やはり環状レーサーはこうでなくては。
程よいシャコタン、ホワイトレターが目立つほどのタイヤ扁平。
純正より高扁平に見えるだけに、これだけでも印象がかなり変わってくる。
この履きこなしはお見事と言っていい。

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オーナーであるボビーさんはカメラの腕前もなかなかのもので、良く出かけては色々な車の撮影を楽しんでいる。
良かったら、彼のインスタグラムもチェックしてみてほしい。
以前に登場してくれた写真好きオーナーさんにも言える事だが、写真を通して磨かれたデザインセンスが、このEPシビックをカスタマイズするにあたって存分に生かされていると思う。
これで街乗りも普通に出来るのだから、ストリートカスタムの参考にしてみてもいいかもしれない。

そろそろ大阪環状へ遠征して、マジモンの環状レーサーと並べてみてはどうだろう?

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – オーナー】
ボビー

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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