You are here
Home > OWNER'S > デザインラインを強調させる工夫

デザインラインを強調させる工夫

20181224_フェンダリストジャパン_ランサーエボリューション_ヴォルテックス

先日開催されたカスタムカーイベント”フェンダリストジャパン”のエントリー車から、REVOLT-IS目線で気になった車をピックアップ。
今回は、珍しい赤のランサーエボリューション8MRを紹介していく。

20181224_フェンダリストジャパン_ランサーエボリューション_ヴォルテックス_01

ランエボではあまり見ない赤塗装だけに、これだけでも個性を感じさせる。
赤系の色は、気分を高揚とさせる、快活、闘争心を駆り立てるといった心理的な意味があるが、確かに見てるだけで攻撃的で、アグレッシブな雰囲気がある。

このランエボ8MRのオーナーはかえるさん。
カスタムカーが大好きで、同じ嗜好の車仲間達と一緒に日々カーライフを楽しんでいる。

そんなかえるさんだけに、当然カラーだけで満足するわけがない。
さらに自分好みに仕上げようと、まずはお気に入りのVOLTEXエアロを装着。
そこから自分なりのカスタマイズをと、細部に様々な工夫を施してきている。

20181224_フェンダリストジャパン_ランサーエボリューション_ヴォルテックス_02

フロントリップの黒とカーボンボンネットとのコントラスト、フロントダクトから露出しているインタークーラーとも相まってか、チューニングカー然とした雰囲気がプンプン伝わるフロント周り。
タイヤのホワイトレターから察するに、赤黒のコンビネーションはADVANカラーを意識したものかもしれない。

車高やフェンダーとのツラは、日常走行に支障がないギリギリで調整されているが、全体のラインから沿って見ても、なかなか良いバランスでキメているように思う。

20181224_フェンダリストジャパン_ランサーエボリューション_ヴォルテックス_04 20181224_フェンダリストジャパン_ランサーエボリューション_ヴォルテックス_05 20181224_フェンダリストジャパン_ランサーエボリューション_ヴォルテックス_03

面白いのが、ダクトやドアノブといった箇所を黒く塗っている点。
これは、視覚的にボディ全体を強調させ、よりワイドに見せたいがために施したという。

なるほど。
確かに同色だと、アングルによっては立体感がわかりづらい場合がある。
ボディの凹凸に別の色を塗ることで、デザインラインやエアロパーツをより際立たせようというのだろう。

オーナーのかえるさんは写真が好きで、趣味でやっている割にはなかなかの腕前だ。
そんな写真好きとしての視点が、こうした発想を思いついたのかもしれない。
これならどのアングルから見ても、かえるさんのランエボ8MRだと認識できるだろう。

20181224_フェンダリストジャパン_ランサーエボリューション_ヴォルテックス_06

個人的に一番良いなと思ったのがこのリア周り。
大型リアスポイラーやGTウイングを付けてるイメージの強いランエボだが、かえるさんは大胆にも、ダックテール風の小さなカーボン製スポイラーのみに留めている。

このようなカスタム、ランエボファンの中では賛否の別れるところであろうが、恐らくスポーツカーとしてでなく、ストリートを走る4ドアセダンとしてのスタイルに着目したのではないかと思う。
ボディーカラーが赤なだけに、このスタイルで赤に塗られた大型スポイラーを付けるとリアが重そうなイメージを与えかねないが、これなら前から後ろまですっきりしたバランスが取れる。
走行シーンでは、軽快なイメージさえ出てくるかもしれない。


周りに流されず、自分なりの考えで細部のカスタマイズを実行したかえるさん。
下手するとメーカー製エアロの美しさをだい無しにしかねず、よりカッコ悪くなるリスクさえあったはず。
でも自分のセンスを信じ、勇気を持って推し進めた。
結果的に、他にはない かえるさんだけのランエボを完成させる事ができたわけだ。

フェンダリストジャパン会場でも、多くの方々がこのランエボ8MRを見て様々な感想を漏らしていたのを聞いた。
メーカー製エアロからいかに個性を出すか?
そんな思いを持つ車好きにとって、このランエボから良い刺激を受けたに違いない。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – 問い合わせ先】
かえる

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
Top