海外発の老舗自動車メディア”スピードハンターズ”が主催したカスタムカーイベント”SPEED HUNTERS LIVE”。
タイムアタックからスタンス系まで、個性的なチューニング・カスタムカーが集結した本会場で、気になった車をいくつかピックアップしてみる。
今回は、いかついボディに太陽の下で変わったカラーリングを披露していたマツダ・RX-7だ。
一見、ロケットバニーのエアロかと思いきや、複数メーカーのエアロパーツを組み合わせ、リアにはバーチカルウイングをセッティング。
これがとてもバランスが取れており、トレンドを抑えつつも、オーナーさんの個性を主張した迫力十分なスタイルを構築している。
面白いと思ったのがボディのカラーリングだ。
遠くから見ると発色の良いホワイトに見えたのだが、良く見たらブルーパールで塗装されている。
当日は季節外れの暑さに見舞われ、参加車両にも容赦なく太陽光線が降り注いでいたのだが、それがこのRX-7のボディは、光の反射で、ところどころブルーの色合いが強調されるようになってきた。
これがなかなか個性的。
日の当たり方で色々な表情を見せてくるとは。
そんなボディカラーに合わせてだろうが、ワークのホイールCR2Pと黒に塗られたエアロパーツも、レインボーカラーやラメをいれてバランスを整えている。
あえてカラーリングを濃くしているのは、白系ボディだからこそだろう。
足元が強調され、さらに迫力が増している。
よく考えて制作された感のあるこのマツダ・RX-7。
外観だけでなく、エンジン内部や足回りまでも手が入れられており、日常のドライブやスポーツ走行も気軽に楽しめる仕様となっている。
見た目も走りも両立させているこの1台。
その制作過程を垣間見れば、自分だけのチューニング・カスタムカーを作るのに参考になりそうだ。
【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)