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反るクラッチディスク

20180729_クラッチ_ダメージ_車_レヴォルフェエスアー

マニュアル車乗りにとって、クラッチ操作は必須行為。
ドライバーの技量や機械への接し方がもっとも問われる部分でもある。

一般的なクラッチ操作は教習所で教えてもらったやり方がほとんどだが、測ったように操作できるわけではないため、その劣化度合いは様々だ。
また、スポーツドライブをかじった者などが使うテクニックであるヒール&トゥーをもあるため、クラッチの劣化を抑えて長持ちさせる方もいる。
そしてクラッチ自身も現在市場には様々な製品が流通しており、それぞれの製品特性によってクラッチ操作を微妙に変える必要があったりする。

そんな背景から、自動車を構成するパーツの中で個体差が強く出てくると言えるクラッチ。
当然扱い方が雑であれば、クラッチ板が激しく摩耗したり焼け焦げてしまい圧着力が低下。
エンジンの出力を伝える力が落ち、燃費悪化、劣化を早める原因となってしまう。

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今回、反ったクラッチディスクを拝見する事が出来たので紹介しておきたい。
恐らく、熱と衝撃により反ってしまったものと思われる。
ある程度の反りなら研磨などで応急対応が出来そうだが、こうなってはクラッチディスク自体を交換するしかない。
またこの状態でのクラッチ操作が続いた場合、圧着先のクラッチカバーへのダメージが考えられる。

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ご覧の通り、クラッチカバー側も焼けやダメージが確認できた。
オーナーの判断もあり、クラッチを正常な状態へ戻すため、今回はクラッチカバーの交換もする事になった。

写真のクラッチを装着するカーオーナーはサーキット走行の愛好家であり、タイムアタック時はクラッチをかなり酷使するという。
突然クラッチの感触が悪くなり、バラしてみたらこんな状態だったそうだ。

日常の街乗りでは、よほど半クラを長く続けたり乱暴なクラッチ操作をしない限りは、ここまで酷くなる事はない。
だが、新車から乗り始めて半年でクラッチ交換を強いられた方もいると聞く。
クラッチのフィーリングが気になる方は、今一度自分の踏み方を見直してみる事をお勧めしたい。
横に人を乗せてチェックしてもらうと、なお効果的だ。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力】
Revolfe S.A.

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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