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映画オーバードライブを観て

20180624_オーバードライブ_映画_ラリー

過去、車やモータースポーツを扱った日本映画が何度か上映された事がありますが、一部マニアには受けたものの、大ヒットせずに終わったと記憶しています。

しかし、今回の映画オーバードライブは様子が違うようです。
F1ではなく一般に馴染みの薄いラリーがテーマ。
正直そんなに期待していなかったのですが、映画を見た多くの方から、

「とても面白かった!!」
「感動した!!」
「メカニックがカッコよかった!!」
「また観に来た。」
「これで3回目です(笑)」

と、多くの方から喜びの声を聴きました。

どんな映画になってるのだろう?
私もなんとか時間を作って観てきました。

20180624_オーバードライブ_映画_ラリー

色々書くとネタばれになるので細かく触れませんが。。。

一言で言えば、”日本のモータースポーツに関わる人やファンの夢、こうなったらいいなという思いを具現化したもの”でしょうか。
映画の中のようなラリー競技が現実に展開されたら、本当に面白いし人気が出るんじゃないですかね?
現実的には越えなければいけないハードルが高すぎますが、あんなラリー競技を見てみたいものです。

それにしても、監督や製作者サイドは、ラリーを本当によく勉強していますよね。
メカニック達の作業描写、競技に挑むドライバー心理、タイムがひっ迫した際の緊迫感の演出が本当に上手かったし、思わず引き込まれました。
もちろんいくつか突込みどころはありますが、そこはエンターテイメント。
映画のストーリーに、全く邪魔になっていませんでしたね。

無理にリアルさを追求するのではなく、あくまでスポーツカテゴリーとしてラリーを捉え、他のスポーツを題材とした映画にあるような感動ストーリーを追い求めた。
今回の映画はそんな風に感じました。

ただ尺の関係からか、各登場人物がそれぞれ重いテーマを抱えていたにも関わらず、それをどう乗り越え、その後どうなっていったかが十分に描き切れなかったように思います。
ディレクターズカット版があるなら欲しいですし、何かの形で補完してくれるなら、ぜひお願したいところです。

実は映画を見た前週に、全日本ラリー選手権第5戦 モントレーin嬬恋の観戦に行ったのですが、映画オーバードライブの効果からか、本当にたくさんの方が観戦に訪れていました。
この映画をきっかけに、多くの方にモータースポーツを好きになってもらいたいですし、多くの方に車業界への憧れを持って頂けたらなと思います。

そしてそれを受け入れるモータースポーツ関係者や車業界側も、映画をキッカケに興味を持ってもらえた方々にずっとファンになってもらえるよう、映画ばかりに頼らず、業界サイド自身でもさらなる努力をお願いしたいです。

【文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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