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志賀高原ツーリングオフの魅力とは

20180623_ランエボ_インプ_志賀高原ミーティング

とある雨の大黒PA。
ここで、写真のランサーエボリューションオーナー夫婦と待ち合わせをした。

アカウント名”たけちゃん”さんと”メル”さんのお二人。
二人は生粋の車好きであり、どちらもランサーエボリューションを1台ずつ所有している。
なんと父親もランサーエボリューションを乗っており、車好きならとても羨ましがるようなランエボ一家なのである。

そんな二人とSNSを通じて知り合った車好きが協力し合い、毎年1回、長野の志賀高原でランエボ・インプレッサがメインのツーリングオフ会を開催している。
それが中々の評判で、あるカーショップでは、全く関係のない自動車オーナーさん達が噂していたほど。
その魅力とはなんなのか?
現状、そして今年の話しを色々伺ってみた。

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※写真提供 たけちゃん
※許可なき無断転載、商用利用は禁止します。

”たけちゃん”さんは長野県にお住まいで、両親や奥さんである”メル”さんと力を合わせ、地元で林檎農家を営んでいる。
もともと車好き友達と気軽に集まれる場、SNS等を通じて知り合った人たちとの交流の場を作りたいと思って始めたのが、”志賀高原ツーリングオフ”の始まりという。

志賀高原という有数の観光スポットでツーリングが楽しめる事。
同じ車種同士の友達ができる事。
普段会えないような人と交流が出来る事。
珍しい車が見れる事。
”たけちゃん”家で取れた林檎で作った美味しい林檎ジュースが堪能できる事。

などなどが話題となり、当初はランエボ中心の仲間うちだけのツーリングオフだったのが、今ではインプレッサオーナーも参加する合同オフ会に急成長。
最近では、地元の観光協会等からも喜びの声を頂いているそうだ。

もちろんただ無秩序に集まっているのではない。
”たけちゃん”さんの凄いところは、道路上での事、集まる場所での事、問題があった時の対処について等、全て地元警察や関係各所に相談にいき、包み隠さず話したうえで許可を取り付けている点にある。
車検対応の車だったとしても、車に興味のない方には威圧感を与えてしまう場合もあるし騒音の問題もある。
そうなると些細な事でも通報されかねない。
許可を取っておくことで、参加者が安心して楽しめる場を提供したわけだ。

もちろんこれは簡単な事ではない。
はっきり言えば断られるケースのほうが多いのが実情だ。
それが可能になったのも、”たけちゃん”さんの粘り強い尽力と、本人は謙遜していたが、普段の人付き合いから来る信頼感があったからこそと言える。
実際、何もしていないのに警察が来たり、近所から苦情が来ることもないそうだ。

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※写真提供 たけちゃん
※許可なき無断転載、商用利用は禁止します。

志賀高原と地元警察の公認。
そんな安心して集まれる場所で開かれるオフ会が楽しくないわけがない。
よくオフ会に行ったものの、誰とも喋れず孤立したまま帰宅したという話も聞くが、”たけちゃん”さんやスタッフの方々は参加者一人一人に話しかけ、時に会話や集まりに多くの人を巻き込みながら、みんなが交流を楽しんで帰ってもらえるよう気を配っているという。
初参加の方から、それがとても嬉しかったという声も多く頂いたという。

こういった集まりの場合、どうしてもカスタム自慢、チューニング自慢が目立つのが致し方ないが、別にカスタムカーコンテストをやっているわけではない。
あくまで車好きオーナーさん同士の相互交流とツーリングを楽しむのが目的なので、別に弄っていない車でも全く問題はない。
自分の愛車にもっと自信を持ち、胸を張って自ら他のオーナーさんと語り合えばいい。
別に弄りネタはなくとも、走りネタやドライブネタ、マメ知識ネタやグルメネタ、過去の失敗談など、話すネタはいくらでもあるはずだ。

ちなみに編者も、三菱・FTOという車であるにも関わらず様々なアウェイなオフ会へ突撃した事があるが、話せばどのオーナーさんも気さくに話相手に加えてくれたのを覚えている。

そして、これは旅ならではの楽しみとも言えるが、志賀高原界隈でしか味わえないグルメや、素敵な宿泊施設や観光スポットを味わえるのもこのツーリングオフならでは。
今回の開催は連休のなか日、なんなら前泊してみるのもいいだろう。
車だけに留まらず、志賀高原そのものを思う存分楽しめるはずだ。

。。。書いてて、参加者がとても羨ましくなってきた。。。


さて楽しい面ばかり書いてきたが、やはり多くの参加者が集まるだけに、マナーの問題や参加者側のトラブルがいくつか出始めているという。
最近私が聞いた話では、ある施設を参加者が破壊、そのまま逃走して今だに謝罪がないとか、女性参加者だけにしつこく連絡先を要求する人もいたそうだ。
主催者のたけちゃんとスタッフは、それらを力を合わせて対応。
警察や被害のあった方々とも連携しつつ、無事に解決の方向に向かっているという。

もはや法人でやっているような見事な対応ぶり。
それを一個人がやっているのだから、本当に頭が下がる。
参加者は安心して参加して欲しい。

ここで編者からいくつか提言したい。

まず許可を取れば、お金を払えば何をやっても許されるという考えは捨てよう。
あくまで、お金を払って綺麗に利用させて頂くというくらいの気持ちがいい。

また自分達の周囲には、車やチューニングに興味がなく、些細な音や車の集まりを迷惑に感じる人もいるという意識も持っておいたほうがいいだろう。

あと観光地だけに、昼間は他県から不慣れな運転や乱暴運転の車が来る事も予想される。
そんな車よりも安全に意識し、マナーを持った運転や対応を心がける事で、一般車よりもマナーの良い運転をすると好意的な認識を持ってもらえる。
これは社会的にもかなり痛快だ。

そしてオフ会では、せっかくオフ会を開いてくれた主催者やスタッフの迷惑や負担をかけず、主催が掲げる禁止行為は慎んでほしい。
そのオフ会に参加すると意思表示したという事は、オフ会ルールに従うと意思表示したのと同じ事。
嫌なら参加しなければいいし、後から文句言われるのが嫌なら、主催が提示する情報を隅から隅まで読んでおくべきだ。

そうそう、別に喧嘩を売られたり売りにいくわけではないのだ。
普段、喋るのが苦手な人も、待ってばかりでなくたまには思い切って積極的に話しかけてみてほしい。
編者が知るかぎり、多くの人はあなたと交流したがってるはずだから。
ちょっとした勇気が、さらにオフ会の楽しさをさらに倍増してくれる。

少々おっさんじみた発言をしてしまったが、警察ざたや参加者同士のトラブルが発展してしまい、名だたるイベントやオフ会が中止、開催しなくなるケースが相次いでいる。
それもあり、”志賀高原ツーリングオフ”はぜひとも存続してもらいたいと思い、つらつらと述べさせてもらった。
ただのおっさんの独り言と思ってもらえると幸いだ。

さて、今年の開催日は7月15日。
既に一か月を切っている。
きっと楽しい時間の目白押しになるはず。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – 問い合わせ先】
たけちゃん

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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