
段々秋めいてきましたね。朝晩はとても冷え、昼間は暑い。着る服も悩みどころです。体調管理に気を付けねば…
さて、REVOLT-ISというメディアブランドを立ち上げて約6年。休止期間が2年ありましたから、実質は4年ほどの活動してきました。ネット上に徘徊する情報の真偽を自分の目で確かめたくなり、慣れないカメラを片手に様々なジャンルのイベント、オフラインミーティングにお邪魔してきました。
その際、多くのカスタムカーも見る事が出来たのですが、なかなか興味深い事が見えてきました。
誰もが目を見張り、ファンになったり自然と写真を撮られたり、揚句は真似される人気のカスタムカー達の共通点。それはコンセプトが明確だったり、仕様やチューニングの方向性が一貫しているという事です。
タイムアタックに特化した仕様、ドリフト大会で上位にいくためにいじる、究極のシャコタンやネガキャンスタイルの実現、GTカースタイルにしたい、車体の美しさをさらに強調させたい、などなど。それぞれがそれぞれの方向性で車をいじっていくと、不思議と独特の雰囲気とかっこ良さが出てくるんですよね。
多分、皆さんが何気に写真を撮っていたり記憶にある車って、そういう車が多いんじゃないですかね。また、大会などで上位に入っている車も、そういう車がほとんどなのではないかと思います。
何人かのオーナーさんに話しを聞いてみたのですが、さらに納得しました。
”流行りや周囲の意見に惑わされず、自分のポリシーを貫き通した。”
”いきつけのショップさんと徹底的に意見を交わし、納得のいく車作りをしてもらった。”
”目的のために他の用途は無視した。後悔はしていない。”
こういった感じの話が多かったですね。なにより会話の節々から、オーナーさん自身が持つ深い自信も感じられました。
自動車カスタムは自己満足の世界。どんな事をするのも、どんな感じで楽しむのもオーナーさんの自由です。ただ、誰よりも一番になってみたいと少しでも思っているなら、自分は愛車でどうしたいか?どういう方向性が自分の好みにあっているか?今一度考えてみてからカスタムを始めてみてはいかがでしょ?
【文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)