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学生達の奮闘(埼玉自動車大学校) – 東京オートサロン2018

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3月は多くの学校で卒業式が催される時期。

毎年、東京オートサロンで卒業作品を発表してくれる自動車系学校の学生達も卒業を迎え、次代の自動車業界を支えるべく社会に旅立っていく。

そんな彼ら、彼女らの今後の健闘を祈りつつ、東京オートサロンでの奮闘を作品を通して振り返りたいと思う。
今回は、埼玉自動車大学校をピックアップ。

何やらメカメカしい雰囲気のこの車。
既にどこかで一戦やらかしたかのようなグラフィックで出迎えてくれたのは、トヨタのWiLL VSをカスタマイズした、その名もWill式戦闘機

ベース車のデザインコンセプトがステルス戦闘機。
そのコンセプトをより推し進め、より戦闘機っぽく、よりミリタリー感が出るように設計、製作したのだそうだ。

自作エアロでより精悍さが増したそのスタイリング。
各部を眺めてみると、ミリタリーファンならば思わずニヤリとしてしまいそうなギミックが随所に盛り込まれている。

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バルカン砲?機関砲と言ったほうがいいか?
良さそうな銃火器が装着されている。
既に発射痕が。。。
ここに来るまでに壮絶な打ち合いだったのだろう。
相手から食らった弾傷も見える。
果たしてどんな相手と戦っていたのか?……

と、そんな想像も巡らせてしまいそうなデコレーションが憎い。
銃火器へのウェザリング(汚し)も、基部の錆痕らしきところまで抜かりはない。

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このガルウイング形状のドアは、戦闘機のキャノピーをイメージしたものか?
よく映画とかで、こんな感じのハッチを開けて出入りする光景を見かける。

ダンパーで上手く支えるように作成されている。
しかもリモコン操作でも開閉が可能との事。
このドア一つ取ってみても、なかなかよく出来ている。

室内には、オレンジネットに鉄板まで敷き詰めている。
ミリタリー映画で、軍用機や車両などにこういった風景をよく見かけるが、こんなところまで本当に良く勉強している。

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トランクから現れたジェットエンジン。
ここからアフターバーナーを全開して飛んでいく…わけはなく、このジェットエンジンを模した造形物はウーハーボックス。
中をよーく見ると、アメリカのオーディオメーカー”KICKER”のウーハーやアンプが仕込まれていた。
意外とここから、ジェットエンジン全開並みのサウンドウェーブを響かせてくれたりして。
なかなかのアイディアものだ。

左リアピラー部の戦闘機の型式を示すロゴ、ビス止め外装を模したペイントは、ミリタリーファンならずとも気分が高まってしまいそうだ。

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戦闘機の操縦桿のようなステアリングはシモーニレーシングをチョイス。
他、ベースのインテリアを尊重しつつ、メーターや配置、シートの色など、より戦闘機っぽいインテリアに仕上げている。
きっと、戦闘機のコックピットをたくさんググりながら研究したに違いない。

個人的には、せっかく機関砲まで備えたのだから、HUD(ヘッドアップディスプレイ)やロックオン状態まで拘ってほしかったところ。
それでも、細部に至るまで本当によく仕上げられていた。

どちらかと言えば、SF映画にも登場しそうなイメージもあったこのWill式戦闘機。
生徒達は、様々な思いを巡らせながら楽しくこの車を作りあげたのだろう。
説明をしてくれるその口調も、ぜひ見て下さい!!という思いで溢れていた。

チームで何か一つを作る、大勢の人に見てもらう、生で感想を聞いたりする事は、なかなかあるものじゃない。
ここで得た経験、試行錯誤した日々、車作りへの情熱を、ぜひ社会で生かしていってほしいと思う。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – 問い合わせ先】
埼玉自動車大学校

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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