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ニスモヘリテージパーツプログラム によるレストア、部品再生産

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ニスモヘリテージパーツプログラム とは、レストア、パーツ再生産に向けてニスモが行っているサービス。
その全容を見てみよう。

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ヘリテージとは日本語で遺産受け継いだもの代々継承していくものという意味。

今回は第1段として BNR32 日産スカイラインGT-Rに絞ったパーツ供給となる。
親会社である日産自動車、関連の部品メーカー、パーツサプライヤーに協力を仰ぎ、既存の生産設備を使ってパーツ生産を行っていく。

名車R32スカイラインGT-Rとはいえ、生産終了してから既に20年以上経過している。
生産設備や金型などは廃棄したものと思っていたが、今でも生き残っている設備はあるという。
それならば同条件の部品はすぐに作れそうに思うが、問題は価格。
現在と当時では取り巻く状況が違うため、同じ価格での提供。。。というわけにはいかないようだ。

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今後はBCNR33、BNR34と拡充させる意向のようだが、日産車ファンとして気になるのは、GT-R以外の部品供給が可能かだろう。
フェアレディZ、シルビア、180SXなど、他にも日産には数多くの名車があるし、今でも若者を中心に熱狂的な支持を集めている。

それらに対してもやってもらえるのだろうか?

結論から言えば、答えはNOだ。
その理由は単純にリソースの問題で、環境も予算も人員も限られているからに他ならない。

特に世界戦略車であるフェアレディZに限っていえば、対象は世界規模となる。
そこへパーツ供給をやろうとなると、自動車メーカーの量産車工場と同規模で行う必要がある。
それだと現状では、全く採算が取れないらしい。

本プログラムの対象にスカイラインGT-Rを選んだのも、この点にある。

日本専用車である事。
そして世代を問わず多くのファン、オーナーがいる事。
オリジナルコンディションで長く乗られている方が多い事。
そして要望が一番多かった事。

こうした条件を満たせたのが、スカイラインGT-Rだった。

正直残念に思ったが、小規模とはいえ、ヨーロッパや諸外国での当たり前が、日本でもようやく始められた事に喜びも感じている。
自動車先進国と言われてきた日本も、文化面でようやくスタートラインにつけたわけだ。

後は長く続けるだけだが、全ては我々ユーザー次第。
メーカーの心を動かせるよう、常に要望をあげていきたい。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【問い合わせ】
NISMO ヘリテージパーツプログラム