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2017 Rotary Expo 【富士宮警察 編】


Rotary Expo2017 取材記事。
今回はイベントのもう一つの目玉企画となる、富士宮警察署 交通課とのコラボ企画の模様をお送りする。

警察やパトカー、白バイと聞くと、一部のカスタムカーやチューニングカー乗りからしたらあまり良い印象を持たないと聞く。
そんな警察とロータリー車イベントである”Rotary Expo 2017”がコラボして何かを行うという。

以前から主催者側で、ドライブインもちやや周辺地域を管轄する富士宮警察署 交通課へイベント開催の申請を出したりしながら、常日頃から交流を深めていたという。
その過程で富士宮警察署側も関心を持つようになり、時折お忍びでイベントを視察したり、イベント開催前後の道路周辺なども細かくチェックしていたそうだ。
その結果、”Rotary Expo”はマナー良く、モラルの高い参加者の集うしっかりしたイベントだと認識を持つ事となった。

それならば、そういった車好きの方々と交流を持とう、交通事故、交通安全、車盗難に関する見識を深めてもらおうと富士宮警察署からブース出展したいとの打診があり、主催者も快く了承。
今回の企画実現の運びとなった。
前代未聞のこのコラボレーション。
とても興味をそそられたので、RX-8オーナーでモデルの桑田彩ちゃんとブースへ潜入。
いくつか体験をさせて頂いた。

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会場は、街頭やショッピングモール郊外などで行われているような交通安全教室の様相。
さっそく様々な体験機器を備えるトラックに乗り込む。
運転免許取得の講習会によくあるようなドライビングシミュレータが目についたので、桑田彩ちゃんにチャレンジしてもらった。

普段の運転とは違う状況。
隣からは現役警察官によるマンツーマンのご指導つき。
つい、いらぬ緊張感が出てしまう(笑)

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シミュレータでは、一般道を走るうえで起こりえる様々な状況が再現される。
死角からの飛び出し、横断歩道の注意、巻き込み確認といった感じで、運転免許講習で学んだ事が次々と試される。

警察官の見ている手前、当初は信号や法定速度も忠実に守らなければとギコちなく運転していた桑田彩ちゃんだったが、警察官からは、”もっと普段の運転通りに思いっきり走っても大丈夫だよ”とのアドバイスを受けると固さも抜け、中盤からはスムーズな運転ができるようになってきた。
そのせいかアクシデントの前兆もなんなく回避し、お褒めの言葉ももらえるようになってきた。

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こちらは運転・歩行能力を診断する機器。
ドライバー、歩行者が遭遇するであろう様々な状況に対し、認知・判断・動作・瞬間記憶といった各要素を計り、どの点が良くてどの点が弱点か?といった結果が得られる。
そして得られた結果を自己認識し、弱点に気をつけながら安全運転に役立ててもらいたいという。
さっそく桑田彩ちゃんにチャレンジしてもらった。

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指示された通りに目の前のボタンを押していくごくごく単純なもの。
ゲームセンターで似たようなコンセプトのゲームマシンを見かけた事があるが、そういったゲームが好きな方なら、楽しみながらチャレンジする事が出来るだろう。
桑田彩ちゃんも興奮しながら、目の前のボタンと奮闘してくれた。

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そして総合結果。
認知して動作する行程がかなり早く、認知してから記憶、判断をしてからの動作がちょっと遅めの結果に。
と言っても一般的なレベルなのでさして問題はないそうだ。
若い桑田彩ちゃんでこの数値。
編者は撮影スケジュールの都合で遠慮したが、もしチャレンジしていたらどんな数値が出ていたか…ちょっと心配(苦笑)

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ブース前では、現役のパトカーや白バイの展示も。
中には警察官や白バイ隊員と話しこむイベント参加者もいたりで、ちょっとした車やバイク談義に花を咲かせていた。
警察官も車やバイク好きが多いようで、参加者の話に熱心に耳を傾けたり、自分の趣味、嗜好を交えつつ、普段はこういう感じで仕事をしているといった会話があちこちで聞かれた。

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他にもエアバッグ体験が出来たりと、普段なかなか出来ない事がここで試せるとわかり、多くの参加者やドライブ中の家族連れまで、我先にとチャレンジしてくれた。

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こちらでは、昨今の交通事故や自動車盗難、セキュリティの事についての講演会も催された。
MCはカーセキュリティ&カーオーディオ専門店”ゼロ”さん。
最近多発する事故状況や自動車盗難ナンバーワンの車、手口、その防止、防犯にはどうすればいいかといった内容を丁寧にわかりやすくお話頂いた。

最近、普及が進むドライブレコーダーも、やはりあるのとないのとでは、その後の進展で大きく明暗が分かれるようだ。
今回のお話でその重要性を再認識させてもらった。

さて、午後からの2~3時間ばかりな富士宮警察署 交通課のブース出展ではあったが、とても有意義な時間だったように思える。実際、警察署 交通課には車やバイク好きが多く、とても楽しく会話ができる方々ばかりであった。
もちろん違法行為はいけないが、地域住民や一般の方に迷惑をかけず、事故なくマナー良く、高いモラルを持って車とドライブを楽しんでもらえてるなら、逆にそんな方々のカーライフを応援したいような思いを持たれていると感じた。

昨今、マナーの悪いカーオーナーや非公式ミーティングの場での警察や一般ドライバーとのトラブルをよく目にするが、警察の側も我々の側も、お互いが歩み寄れば今回のような場が実現する事を、”Rotary Expo 2017”が見せてくれたように思う。

既にこの事に気が付いた方もいるようで、他のオフ会やイベント主催者の中にも、団体、一般問わず、こうした動きを積極的に行い、誰もが楽しめるイベント開催に尽力している話を聞いている。

このムーブメントがより多くのカーオーナーに広まり、今回のロータリー車イベントに限らず、多くのチューニングカー、カスタムカーイベントでも拡散してくれる事を、心から願いたい。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【モデル】
桑田彩

【取材協力 – 問い合わせ】
Rotary Expo
富士宮警察署

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。