前回に引き続いてのRotary Expo 2017。富士山の麓、風光明媚なここドライブインもちやに集結したRX-7を始めとした歴代ロータリー車群。オーナーさん自慢の愛車には、魅惑のチューニングから小粋なカスタムまで、様々な嗜好が散りばめられていた。
そんな技の一つ一つを今回のオーナー編として、愛車のRX-8に絶え間ない愛情を注いでいるモデルの桑田彩ちゃんと見ていきたいと思う。
マツダ・サバンナ。輸出名RX-3。10Aロータリーエンジンを搭載。モータースポーツシーンでは箱スカGT-Rと死闘を繰り広げ、初代サバンナRX-7が登場するまでマツダ・モータースポーツの第一線で活躍していた車両。
そんなRX-3を昭和街道レーサー風スタイルで決めてくれたのがこちらの一台。ワイドなオーバーフェンダーと突っ張りタイヤとの組み合わせも絶妙で、リアからのアングルでも、その高い完成度が伺いしれるはず。
こちらのRX-8。エンジンカバーを上手くカスタマイズしてプレートのように立てていた。綺麗なカラーリングが施されており注目度は抜群。これは見ないわけにはいかないだろう。オーナーさんの狙い通り、私も桑田彩ちゃんもつい見入ってしまった。これだけ強くRENESISをアピールするカスタムはなかなかないだろう。
桑田彩ちゃんが特に気に言ったこちらの牽引フック。色も形状も綺麗にマッチしており、RX-7をさらに引き立てていた。
ご存知の方も多い牽引フック。ロープかワイヤーをここにセットし、動けなくなった車を牽引する時に活躍するパーツなわけだが、ここ数年は愛車のドレスアップアイテムとしての側面を持ってきたため、各社から様々なデザインとカラーリングが施された牽引フックがラインナップされてきている。
愛車になんらかのワンポイントを加えたい方には、ぜひ検討してみてほしいアイテムだ。
こちらはRX-7ではなくマツダ・ロードスターなのだは、そのエンジンルームに鎮座するはRX-7用の13Bロータリーエンジン。こちらロータリーエンジンの老舗チューニングショップであるRE雨宮の元デモカーで、現オーナーさんが持ち込んで来られた。軽量コンパクトなロードスターに、同じくコンパクトでパワフルなロータリーエンジンの組み合わせは誰もが夢見てきた事。その夢を体現したかのようなこのロードスター。走りはとても楽しく刺激的なのだとか。
各部に、同じ製作者であろうリラックマを使ったステッカーが貼られていた2台のRX-7(FC3S)。若いカップルの愛車達で、ステッカーは彼氏の制作なのだとか。特にガソリンハッチに貼られた”ハイオク満タン”、”レギュラー満タン”のステッカーがなんともほっこりさせてくれる。ガソリンスタンドの店員も、思わずニヤッとしてしまうに違いない。
他にもアニメや漫画のキャラクターを模したステッカーが各部に貼られていたが、FC3Sのカラー、デザインバランスを崩さないようにバランスよく貼られていた点が好ポイント。オーナーさんカップルのセンスの良さが垣間見える。
再びマツダ・サバンナRX-3。実は、某ロータリー車イベントで桑田彩ちゃんと撮影させてもらった一台なのだが、すっかり桑田彩ちゃんの魅力の虜になったのか、オーナーさんは親衛隊を結成してくれていた(笑)
メディア撮影とはいえ、オーナーさんがそこまで喜んで下さるとは、編者も嬉しいかぎりだ。ぜひ、桑田彩ちゃんの撮影会にも参加してみてほしい(笑)
他、オーナーさんの愛車紹介は、REVOLT-IS公式の各SNSで随時公開しているので、気になる方はぜひチェックして頂きたい。
今回はここまで。次回は、ロータリーエンジン分解ショーの模様をお送りする。
【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)
【モデル】
桑田彩
【取材協力 – 問い合わせ】
Rotary Expo