11
7月
2017

2017 Rotary Expo【ブース編】

Rotary Expo2017 取材記事。
前回の記事に引き続き、今回はRX-7をはじめとする様々なロータリーエンジン車に一家言を持つメーカー、ショップの出展ブースの模様を、愛車がRX-8なモデルの桑田彩ちゃんと共にお送りする。
当日はロータリーエンジン車の楽しみ方、整備、チューニング、カスタマイズなど、様々な製品、サービス、情報を参加者達に届けてくれた。

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高品質な油脂類をリリースするNUTECとロータリーエンジン車専門ショップのREAL-TECHとのコラボレーションブース。
長年の実績からくるオイルアドバイスを始め、ロータリーエンジンにマッチした双方共同開発のオイルをリリースしたりと精力的だ。
そして今回のRotary Expo 2017では、REAL-TECHの浜口康志さんの手によるロータリーエンジン分解ショーを始め、ローターにシールを組み付ける体験コーナーを設けるなどして、訪れたお客さんを楽しませていた。

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愛知のロータリーエンジン車専門ショップであるTOTAL7
各地に点在しているであろうRX-7やRX-8などのロータリーエンジン車を買い取り、自社技術で修理、整備を行って販売を行っている。
そうした過程で得たノウハウはとても貴重な物ばかりで、今回のRotary Expo 2017でも、自慢の製品やグッズの販売を行いつつ、訪れたお客さんの相談にのったり適切なアドバイスをしてくれていた。

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こちらは、クムホタイヤカーセキュリティショップゼロの共同ブース。
クムホタイヤのグッズや、ゼロで取り扱っているセキュリティ製品やランプ、電装系パーツなどが展示販売されていた。
車両盗難の増加でカーセキュリティの重要性が増している昨今。
Rotary Expo 2017では、カーセキュリティショップゼロ富士宮警察署交通課の方とのトークショーも開催され、車両盗難の実情やセキュリティ、ドライブレコーダーの重要性に関する様々なお話を聞かせてもらった。

富士宮警察に関しては、また別途記事にしてアップさせて頂く。

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そしてクムホタイヤ装着のマツダ・ロードスターと。
海外でも様々なフォーミュラレース、GTレースへタイヤを供給しており実績も十分過ぎるタイヤメーカーだ。

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マツダ・モータースポーツの老舗発信メディアであるMZ Racingが今回も出展。
今回ようやく間に合ったという、ロータリーエンジン50周年を祝うベルトバックルを発売していた。
我こそ真のロータリーエンジン乗りだと思うなら、ぜひともこのバックルでドヤ顔を決めてもらいたいところ。
今回知らずに買い逃してしまった方は、MZ Racing通販サイトをぜひチェックしてもらいたい。

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ドゥー・エンジニアリング代表の田知本守さんから、販売中のレーシングギアについて説明を受ける”桑田彩”ちゃん。
モータースポーツの底辺まで積極的にサポートするドゥー・エンジニアリングらしく、レーシンググローブやHANS等、既に高い実績を持つメーカーの商品を揃えていた。
特にHANSについては、安全意識の高いサーキット走行会ユーザーでも使用が広がっているという。

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せっかくなので、”桑田彩”ちゃんにHANSを試してもらった。
シンプルな構造ながら、取り付ける事でクラッシュから来る高い衝撃から首や頸椎の損傷を防げるこのデバイス。
元々はF1で使用が始まったものだが、今は誰でも手に入るようになった。
HANS自体まだまだ高価だが、一生半身不随や命を奪われることを考えたらHANSへの投資は十分に安い。
サーキット走行のヘビーユーザーにとって、検討の余地は十分にあるだろう。

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その他、ロータリーエンジン専用の点火プラグ、エンジンオイルも、びっくりするような低価格で販売されていた。
こういったイベントに来ていつも言ってる事だが、近年、新品の部品やチューニングパーツが驚くような低価格で売られている事が多い。
もちろん中古品のほうが安いが、ちょっとお金を足すだけで新品が手に入るなら、ぜひとも新品にすべきだろう。

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関西のロータリーエンジン車ショップであるカタヤマ レーシングのブース。
マツダ・モータースポーツとロータリーエンジン車開発を黎明期から支えた元マツダのワークスドライバーであり、マツダのルマン24時間レース総合優勝の影の立役者と言える故”片山義美”さんの息子である”片山勝美”さんが代表を務めている。

”片山義美”さんは、古くからのRX-7ファン、ロータリーエンジンファンの間では伝説の方。
ブース前では、ルマン24時間レースや”片山義美”さんが現役のときの写真が飾られており、思わず目を細めたり、写真の前で談笑されている方もちらほら見えた。

そんなロータリーエンジンを知り尽くしたと言える”片山義美”さん。
ご自身も開発を手掛けたというコンピュータが販売されていたが、取り付けただけでどのような体感が得られるのか?とても興味を引かれてしまった。

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ロータリーエンジンの凄さをあらためて体感しようと、展示の1ローターに接続されているエキセントリックシャフトを懸命に回し続ける”桑田彩”ちゃん(笑)
色々見てまわったショップさんでの体験を経て、すっかり興奮冷めやらぬ状態になったようで(笑)
これで、益々愛車のRX-8を溺愛してくれるに違いない。

今回はここまで。次回記事では、ロータリーエンジンに惚れこんだ参加者の愛車を、いくつかピックアップしてお送りしたいと思う。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【モデル】
桑田彩

【取材協力 – 問い合わせ】
Rotary Expo

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