神奈川県愛甲郡愛川町中津を拠点にするカスタムショップBONKERS。先の記事で、アルミホイールの修理、カスタマイズの仕事ぶりを堪能させてもらったが、自動車の板金、塗装の面でもなかなか良い仕事をしてくれる。
特にドリフト方面では、走り以上に車体自体の魅せるカスタマイズも要求されてくる。ホイール好きのBONKERSだが、ドリフトもライフワークなだけに、車体自体の仕上げにもかなりの拘りを追及してくる。
そんなBONKERSの仕上げた作品をチラッと載せてみる。
トヨタ・マーク2。元はホワイトだが、女性オーナーのYucoさんの要望もあり、黒系のブラックマイカレッドパールに全面チェンジ。ちょうどキャンバーを変更した写真を頂いたので載せてみた。オーナーさんは大満足との事だが、BONKERS的にはちょい不満の残る仕上がりだったらしく、後々アップデートをしていくそうだ。
ワイドボディが迫力のCrazy Japanリーダーみらつさんの愛車であるトヨタ・プログレ。コンセプトは10円玉とのことで、茶色にメタリック、オレンジパールを上手く調合しながら、試行錯誤してイメージに近づけていったのだとか。ちなみにベース車のカラーはグリーンだったのだが、ここからはその面影は見えない。
Crazy Japanメンバーの俊也さん愛車の日産・シルビア。ソリッドのグリーンに、クリア無しの艶出し磨きこみというメニューで仕上げた。安物の塗料で仕上げたと謙遜して答えてくれたが、なかなかどうして綺麗な発色が出せている。ドリフト専用車と考えても、コストパフォーマンスの高い仕上がりだろう。
個人的に一番インパクトのあったこのトヨタ・ソアラ。Crazy Japanメンバーのサイコパスさんの愛車だ。
ライブレッドを基本に、なんとホビー用の粗目なメタリックをBONKERSでスペシャル調合して作り上げたオリジナル塗料で塗ったそうだ。他のソアラと一線を画する存在感が得られたと言えるだろう。早く撮影できてよかった…
Crazy JapanメンバーでBONKERS代表のホリウチさんが持ち込んだ 日産・シルビア。こちらはブルー系の塗料を3色使い、細目のメタリックに赤パールを調合して作りあげた塗料で塗りあげたとか。ちょっぴり大人風味を狙ったそうだが、目論見通りになったかは、これを見た方の判断に委ねるとする(笑)。野暮ったさがなく精悍なイメージさえ感じる外観。ドリフト中もよく映えていた。
さて個人的にこれらの車をチョイスしてみたが、ホリウチさんやなおきさん自身はまだまだ勉強中と謙遜するものの、なかなかどうして、ドリフトでもカスタムイベントでもよく映える仕上がりになっていると思う。
カスタムカーやドリ車が大好きなホリウチさんとなおきさんが経営しているショップだ。オーナーさん目線で、予算、用途、イメージに合わせて最適なボディに仕上げてくれるに違いない。今でも、多くのドリ車やカスタムカーオーナーから依頼があると聞く。
気になる方は、まずはしっかりしたカスタマイズイメージを構築後、ぜひBONKERSへ相談の連絡をしてみてほしい。
【取材 – 写真 – 文】
編者
【一部写真協力】
Yuco( Crazy Japan )