20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ

CrazyJapan x All That Low 走 2017春


ドリフトチーム”Crazy Japan”のサーキット走行会取材記事。

ドリフト系の大会にはほとんど出てこないチームではあるが、AOK Racingや走職系男児といった強豪チームのメンバーが所属していたり、大問題児祭、千葉魂などでもなかなかの実力を見せてくれている。
そして、あの有数のカーメディア”オールザットロー”とも交流を持っており、その縁もあって今回の走行会でもコラボレーションしている。
そんなチーム主催の走行会を、丸1日密着させてもらった。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_01

会場はお馴染み栃木の日光サーキット
梅雨入り当日の関東地方。
一週間前まで雨予報で天候が心配されたが、某チームの晴れ男パワーは凄まじく、当日朝は奇跡的に雨が降らず。
完全ドライで走行開始出来る事となった。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_02
若干遅れたサーキット開場もあってか、参加者は慌ただしくパドックへ雪崩れ込み車両準備を開始。
参加車両は約60台。
グリップクラスも含め、参加車両はバラエティに富んでいる。

そしてCrazy Japanスタッフは手際よく受付準備を行い、参加者へてきぱきとアナウンスしていく。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_03

今回は室内でのドライバーズミーティング。
サーキット初心者が割と多かったためか、旗の説明やその時の対応など、事細かな説明が行われた。
ドリフトもリスクが高いスポーツ。
誰もが安全に走れるようにするためにも、こういった対応はとても大事な事。
プライベートな走行会でもしかりだ。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_18

入念なタイヤのエア圧を調整している光景も。
グリップとドリフトは走り方は違えど、思った通りの走り方をするためのセッティングは当然ある。
特にタイヤは、エア圧1kg変わっただけでも大きく走りに影響を与える。
誰もが持ち込んだタイヤのパフォーマンスを発揮できるエア圧に試行錯誤していた。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_09

走行開始直前。
緊張している者やハイテンションな者、冷静な者と様々なドライバー模様が垣間見えるこの時。
ギャラリーもどんな走りを見せてくれるのかドキドキだ。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_10

まずはグリップクラス。
ドリフトが主だった走行会なので参加台数は少ないが、友人からの誘い、近日あるサーキットアタックの練習、日ごろのストレスの発散など、それぞれ思い思いの目的で日光サーキットを攻めていった。
こういったコンパクトなサーキットでは、どちらかと言うとジムカーナ志向な走りが要求される。
上手くまとめてタイムが安定して出せるようになれば、普段乗りの技術向上にも役立つ事だろう。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_11

レガシィやアウトバックなど、あまりスポーツには縁のない車も多く参加していた今回の走行会。
タイムだけでなく、自分の愛車が今の状態でどこまでやれるか?他の車とどう違いか?といった事を探れるのもサーキットの醍醐味。
どの参加者も自分との闘い、自分の掲げた目標目指して元気よく走ってくれた。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_12

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_13

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_15

いよいよドリフトクラスへ。
今回は初心者、中級者、中上級者、クレイジーと4クラスが設定。
初心者でも良い走りを見せるドライバーが多く、初っ端から見ごたえたっぷりなドリフトを見せてくれた。
途中雨がぱらついたものの大事には至らず。
本当によかった…

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_-7

途中、クラッシュは途中でトラブルで立ち往生する車もチラホラあったが、慣れたものなのかCrazy Japanのスタッフは手際よく対応していく。
中にはトラブルの原因となった車に駆け寄り、修理や補修を手伝ったりアドバイスをする光景も見られた。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_05

やはり走行会は熱くなるもの。
ついテンションが上がってしまい、自分の限界以上の走りをしてクラッシュやコースアウトをしてしまう車もちらほら。
編者も経験があるので気持ちはとてもよくわかる。
そんな時もCrazy Japanスタッフは慌てず騒がず、冷静にコースアウト車両の対応を行っていた。
抜群のチームワークだ。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_04

走行合間のパドックにて。
車のセッティング変更で忙しい中、カメラを向けたら笑顔でポーズを決めてくれた(笑)
この後も無事にに楽しく走りきってほしい。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_16

今回の走行会では、ドリフトが難しいと言われているホンダ・S2000の姿も。
他のドリ車に負けず劣らずな軽快でスピーディーなドリフトを見せてくれた。
聞いたところCrazy Japanチームメンバーの元愛車であり、その頃に試行錯誤して出来上がった一台なのだとか。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_08

上級のクラスになるにつれスピードレンジも増し、激しい突っ込みとやばい角度とタイヤスモークの応酬が繰り広げられてくる。
D1GPFormula Driftなどとは違い、目の前でこうした激しい走りが拝めるのが一般の走行会の良いところ。
ギャラリーは興奮とドキドキが収まらなかったに違いない。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_17

ツインドリフト、4台ドリフト、6台ドリフトと、どんどんギャラリーパフォーマンスを見せてくれる彼ら。
しかも毎ラップ、安定して集団ドリフトを決めてくるから驚きだ。
魅入る者、カメラを向ける者とギャラリーも様々だが、後から聞いたところだと、ドライバー側もテンションMAX、ノリノリで突っ込んでいったらしい。

ギャラリーとドライバーが一体となったエンターテイメントが繰り広げられるのもドリフトの魅力の一つだ。

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_14

20170610_クレイジージャパン_オールザットロウ_19

今回の主催であるドリフトチーム”Crazy Japan“の面々。
ネット上ではおバカな発言も多い彼らだが、実際はとても礼儀正しく気遣いができ、走りに対してとてもひたむきに取り組んでいる。
実際彼らの車両を見ても、D1SLなどの常勝マシンに見られるようなエンジン足回りのセッティングがなされていたりと、とてもよく考えられていた。

ぜひ何らかのメジャー大会でその腕前を見せてもらいたいところではあったが、彼らは”楽しむドリフト”をとても重視しており、成績を追い求めるあまり、”楽しむ”という要素が欠けてくる事を敬遠しているそうだ。

個人的にはもったないなァとは思うものの、車の楽しみは人それぞれだ。こうした姿勢が、多くの仲間達と長くドリフトや車を楽しんでいく秘訣なのかもしれない。
彼ら彼女らの今後を、これからも応援していきたいと思う。
※全てはミラツのために

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【一部写真協力】
Yuco ( Crazy Japan )

【取材協力 – 問い合わせ先】
Crazy Japan
オールザットロー

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。