フォード・マスタング。アメリカンスポーツの代表的な車であり、アメ車ファンの中でも人気のモデルである。
そんなマスタングの中でも、この96年式E-1FARW44モデルを愛し、いつかはそのオーナーにと夢を見つつ、ついに実現させた20歳の女の子がいる。今回紹介する車のオーナーである”れい”さんだ。
自動車販売店を営む父親の影響をモロに受けたせいか、幼きころから古い日本車やアメ車が大好きだったらしい。車好きが高じてか、あれよあれよと自動車整備の技術も学び、某自動車ショップでメカニックをしながら購入資金を貯めていったとか。
念願叶ってオーナーになったのが昨年の2014年。嬉しさのあまりあちこちドライブをしたり、以前から交流のあったマツダ・ロードスターや自動車クラブの人達のミーティングにも、この車で積極的に出かけていった。”ぐーたん”という愛称で呼び、とても可愛がっている。
旧車、特に古いアメ車固有の不具合やトラブルには何度も遭遇してはいるが、そこは割り切っているみたい。反対に人間味を感じさせてくれて、益々愛らしくなるのだとか。周囲の協力も得つつ、コツコツと直しながら維持している。
現在は一児の子を持つ母親。今年、大好きなヒゲの旦那さんと結婚し、幸せな家庭を築くべく毎日奮闘中との事。子育てと車の維持でなかなか大変そうだが、理解ある旦那さんやご両親にも協力をしてもらいながら、頑張って維持していきたいそうだ。
【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
れいちゃん&ひげぱぱ