イエローハット美女木店で開催のオートフェスティバル。エキゾースト・マフラーメーカーのフジツボブースでは、PROVAで制作のド派手なスバル・BRZのデモカーが展示されていたが、個人的に興味を引いたのがやはりマフラー部分。
今回のはどうなんだろ?と覗きこんでみると…定番のチタンではなく、なんとカーボンのテールパイプが装備されたマフラーだった。
カーボンのテールパイプ。最近ではヤフオクでもカーボン柄の製品が多く出回っているが、どちらかと言えばドレスアップ目的のものが中心。
テールパイプのドレスアップと言えばチタンカラーとかが定番であったが、老舗メーカーであるフジツボまでも導入してくるくらいだから、注目度の高さが伺い知れる。
さすがメーカー品だけに、細部のクオリティには確かなものが感じられる。
とはいえ工法が難しいのか?はたまた性能の高いマフラーだけのブランドしたいのか?
フジツボのカーボンテールパイプは、AUTHORIZE RM+cなどの一部のハイパフォーマンス系モデルにしか採用がなされていない様子。そういえば、公道でもなかなかお目にかからないモデルだ。
今回は機会がなかったが、いずれ公道での見栄えやサウンドを再確認してみたいと思う。
そうそう、黒系のテールパイプだと汚れで安っぽく見えてしまうから、ドレスアップ目的でバランスさせるのが意外と難しい。ちゃんとしたカスタマイズをしたいなら、リアバンパーの色あいや、走行後に付着する汚れ具合も考慮する必要があるだろう。
そうしたハードルをクリアした、カーボンテール装備の素敵なカスタマイズマシンをぜひお目にかかりたい。
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